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2009年08月16日

解析

 特性要因図の考え方は理解できたでしょうか。

この段階は「解析」と呼ばれることもありますが、「解析」とは「ものごとを細かく解き開いて調べること」でもあります。

よく勘違いをしてしまうのが、特性要因図で主要因と因果関係がありそうな要因を、しらみつぶしに調べることが解析だと思ってしまうことでしょう。


それが原理原則に基づいていれば間違いないといえますが、ややもすると「勘」に頼ってしまう場合も多々あります。

したがって、解析で重要なのは、「理屈」に基づいての因果関係を考えることです。


例えば「A部にキズがつくのは、A部に干渉する場所がある」となった場合、A部の硬度よりも硬い干渉物があるという、物理的な根拠です。


その根拠自体は、次のステップの「検証」で確認をしていきますが、こうした原理原則で要因が洗い出されているかが、真の原因に近付けるかの肝になります。

ですから、特性要因図で問題に関連する要因を洗い出した後、キチンと理屈で整合性が取れるかを考える必要があります。

この部分はQCストーリーでも、あまり語られないことが多いのですが、遠回りに見えても実は問題の核心に近付くのが速くなります。


「解析」の意味をしっかりと理解することによって、問題や課題の解決のスピードが上がります。

現場改善の手法に関しては、いろいろな手法がありますが、「これが正解」というものは無いと思った方が確かです。


なぜなら・・・そこに存在する問題は、特定なものの可能性が高いからです。

だからこそ、手法を正しくトレースするだけではなく、自分たちが持っている知識や経験を、100%活かすことを考えましょう。


問題を解決するために必要なことは、そこで働く人の経験や知識を最大限に利用することです。

だって、人が持っている知識に勝るものはありませんからね。



posted by 現場改善推進委員 at 00:38| Comment(0) | QCストーリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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